こんにちは。やさしい学習塾『 il campiello 』の加藤です。
本日は時間があったら読んでほしい本をご紹介します。
ジャンルとしては自己啓発系になると思いますが、かしこまって読む本ではありません。
詩のようなやさしい文章を読みながら、ゆっくりとした気持ちで自分を見つめ直し、自己肯定し、
夢に向かって自分自身を再構築していくような本になっています。
頑張ろうと思っている人、新しい門出を迎える人に贈りたい本
いま「夢を持っている」「夢がわからない」に関わらず、多くの子供たち・・・いや自分に関わる
全ての人に読んでもらいたいと思っている本です。悩んでいる人はもちろん、そうでない人も。
また新しい門出を前にして希望と不安を持っている人にも手元に持って読んでほしいと思います。
『心の添え木』のように優しい言葉にあふれた本
私が塾で伝えたい「生きるための希望の持ち方」や「心構え」などが自分の考えと非常に似ており、非常に共感できた本です。
ゆっくりと話しかけ包み込んでくれるような廣瀬さんのやわらかくまあるい文章は、乱暴で無骨な私の言葉よりも子供たちの心にしっかり届き染みこんでいくと思っています。
「日々の生活が新鮮味のない、味気ないものになっていないか?」
「目標に向かっていながら、不安に押しつぶされそうになっていないか?」
「果たして本当に自分は自分らしく生きているか?」
そんな不安や疑問が浮かんだときにこの本を開くといろいろな気付きを与えてくれます。平易な文章で話しかけてくるようなこの本からは、著者の優しさが伝わってきます。なりたい自分になるために心を支えてくれる『心の添え木』のようです。
見開き1ページに1つの気づきや優しさがある
見開き1ページに夢へ取り組むための1ステップが書いてあります。全部で50ステップありますので、一気に読んでも毎日1つずつ読んでも良いでしょう。
私は1度通読した後は、毎日1ステップずつ噛みしめるように読んでいます。また、自分がいま必要としているページを探して読むこともあります。
子供たちに将来の夢を抱かせ、実現までの道筋を作る手伝いをする職業として、自分自身が夢を持ち実践できるように。なにより自分自身が日々の仕事で忙殺されそうになっても夢を忘れないために。
夢は皆が持つもの
夢は子供たちだけの専売特許ではありません。大人だってまだまだ人生は続くのですから、もっと夢を見ていいはずです。いえ、むしろ大人だからこそ夢に向かうための力がいるのです。
若さがない分だけ「夢を見ること」「夢に向かうこと」には強力な後押しが必要だと思っています。ですから「こんな年になって・・・」とか「今更だし・・・」と思わずに、新しいことに挑戦するためにも素直な気持ちでこの本に接すれば大人だって活力が湧いてくるかもしれません。私はこの本は、そんな本だと思います。機会があれば、ぜひ読んでみてください。
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