こんにちは。やさしい学習塾『 il campiello 』(いるかんぴえっろ)の加藤です。『いるかん』とでも略していただければと思います。
夏休みも終わって・・・塾生が増えました
そろそろ生活リズムも戻ってきたことと思います。皆様いかがお過ごしでしょうか?
当塾では例年この時期からの3年生の入塾は空き時間がないこともありお断りしていたのですが、本年は珍しく空き時間がありましたので少人数だけ受け入れることにしました。ここで枠がいっぱいになりましたので「今年度の受け入れは終了かな?」と思っています。
この時期から塾に入る中学3年生は、~どの塾に通う場合でもそうなのですが~、指導講師の指導方法に歯を喰いしばってついて行くしか残された道はありません。先生との相性を確認するにしても、勉強方法を変えるにしてもちょっと時間が足りないのです。入ったら最後、よほど相性が合わないということがなければ、その塾でやり通すしかありません。
塾は入試前の駆け込み寺ではない
私は「塾はテスト前や受験前の駆け込み寺ではない」と思っています。テスト前に受験対策というメッキをしても入試後にそのメッキがはがれてしまえば、そもそも中学の学力が整備されていないのですから高校の勉強についていけなくなります。
そのため、しっかりとした基礎学力を身に着けることが大切であると考えていますし、当塾では当然そこに力を入れます。つまり半年で2年半分の勉強。特に英語・数学は受験まで残された時間でぎりぎりの戦いとなります。
さらに言えば、大分県の県立高校入試では調査書が非常に大きなウエイトを占めるため、入学試験で高得点を叩き出すことよりも1年生からの日々のテストや生活態度が合否を大きく左右します。言い換えれば「受験前に勝負はほとんど決まっているから、3年生からの塾は不要だ」と言っても過言ではないと思っています。
その調査書のためでしょうか? 中学では部活(特に運動部)偏重の雰囲気が醸成されているように感じます。中学1、2年生は学校での授業態度・生活態度を改めるのが一番の受験対策であることを肝に銘じてください。
それでも可能性を信じる受験生は3年分を必死でやるしかない
もちろん合格圏ギリギリもしくは合格圏外の受験生が、ほかの受験生がびっくりする高得点さえとればチャンスはあります。しかしそのためにはそれなりの準備と努力が必要で、自ら必死になって取り組む必要があり今までのような「なんとなく」勉強したつもりでは追いつけるものも追いつけません。
ここから逆転を狙う受験生諸君は今まで部活に注ぎ込んでいた情熱を勉強一本に注入してください。あと半年です。皆さんが志望校の入学式に笑顔で出席することを願ってやみません。
最後まで読んでくださってありがとうございました
やさしい学習塾『 il Campiello 』(いるかんぴえっろ)を今後もよろしくお願いします。
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